[シンガポール 15日 ロイター] - 米テック企業のデフォルト(債務不履行)に備える保証コストが過去最高の水準に達した。人工知能(AI)関連の取引で信用不安が、データセンター事業者を中心に強まっている。AIへの巨額投資がどれだけ早く利益につながるのか、また多額の債務を抱える企業が膨らむ利払い費を賄えるだけの収益を上げられるようになるのかが懸念されている。

S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスによると、クラウドコンピューティング大手オラクルの5年物クレジット・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは26ベーシスポイント(bp)拡大し、過去最高の288bpとなった。

AI分野に投資するソフトバンクグループも24bp拡大し、424bpとなった。LSEGのデータによると、データセンター運営コアウィーブは1000bpを突破した。

コアウィーブは業績が赤字で、LSEGのデータによると500億ドル近い債務を抱える。株価は14日に15%下落し、時間外取引でさらに6%下げた。時価総額の5分の1が吹き飛んだ。社債価格も急落し、2032年償還債は額面1ドル当たり0.77ドルで取引されている。

LSEGとS&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのデータによると、アマゾン・ドット・コム、アルファベット、メタ・プラットフォームズ、エヌビディアのCDSスプレッドも、水準的にはオラクルを大幅に下回るが過去最大に広がった。

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