Dharamraj Dhutia
[ムンバイ 14日 ロイター] - 債券運用大手の米PIMCO(ピムコ)はインド資産に対して中立の姿勢を維持し、インド準備銀行(中央銀行)が現在の利上げ局面で政策金利を合計75ベーシスポイント(bp)引き上げると予想している。同社のマネジングディレクター兼アジア担当ポートフォリオマネジャー、スティーブン・チャン氏が13日、ロイターへの電子メールで明らかにした。
チャン氏は、インド経済が引き続き力強く成長しているものの、食品価格やエネルギー価格の上昇によるインフレリスクが再び強まっていると指摘。「中銀は今後も金融引き締めを進めると予想する。ただ最終的な利上げ幅は、市場が現在織り込んでいる100bp程度ではなく、75bp程度に収まるとみている」と述べた。利上げを実施する具体的な期間については言及しなかった。
また「現在の資産価格の水準に加え、原油価格動向とFRB政策の双方から相反する影響を受ける状況を踏まえ、インド資産については総じて中立の姿勢を維持している」と述べた。
インド中銀は先週、主要政策金利を5.50%に引き上げた。利上げは約4年ぶりで、金融政策のスタンスを「段階的な引き締め」に変更し、追加利上げを示唆した。
金利見通しを測る重要な指標であるインドの翌日物金利スワップ(OIS)市場では、最終的なレポ金利が6.25-6.50%と見込まれている。これは今後12カ月で100-125bpの利上げを織り込む水準だ。