William James

[ロンドン 14日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、訪問先の英ロンドンでバーナム首相やチャールズ国王と面会し、強力な支持を受けた。

ゼレンスキー氏は米国との関係が急速に悪化しており、訪英の数時間前には、米実業家イーロン・マスク氏率いるスペースXが衛星通信サービス「スターリンク」の利用を制限したと明らかにした。

ロンドンではチャールズ国王と25分間会見したほか、英首相官邸で儀仗兵による歓迎を受けた。

ゼレンスキー氏は首相官邸での会談の冒頭、スターリンクや情報共有を巡る課題について協議したい意向を示し、ウクライナは依然として米国との協力関係を頼りにしていると述べた。

トランプ氏は先週末、ウクライナは新しい大統領を選ぶときだと述べ、ゼレンスキー氏の交代を求めた。その数日前には、ロシア産軽油の輸出に対する制裁を一時解除することでロシア政府と合意していた。

英国は軽油を巡る米ロ合意を支持しない立場を示し、同盟国に対しロシアへの経済的圧力を維持するよう呼びかけている。

バーナム氏は、ウクライナにとってここ数日は「非常に暗く困難な」時期だったとした上で、英国は揺るぎないパートナーであり続けると表明。「われわれはあなた方を支持しており、それは変わらない」と述べた。

バーナム氏はこれに先立ち、ロシアのジェットエンジン搭載型ドローン(無人機)迎撃に用いる地対空ミサイル4500万ポンド(5960万ドル)相当を供与する計画を発表した。このうち1000万ポンド分は、ウクライナの緊急のニーズに対応するため優先的に供与する。

バーナム氏は当局者に対し、追加制裁や軍事支援、財政支援の策定を指示した。また、英外相と財務相は、ロシアの液化天然ガス(LNG)輸出を支える海運サービスを禁止する英国の措置に同盟国も追随するよう働きかけている。

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