Milana Vinn
[ニューヨーク 14日 ロイター] - 人工知能(AI)開発企業アンソロピックの第3・四半期売上高は、前期比45%増の168億ドルとなった。14日に開かれた新規株式公開(IPO)前の経営陣との会合に出席した投資家が明らかにした。
IPOに先立ち、潜在的な投資家に同社について理解を深めてもらうため開かれた説明会に出席したこの関係者によると、第1・四半期の売上高は47億ドル、第2・四半期は116億ドルだった。
アンソロピックのIPOは競合するオープンAIの上場に先行する見通しで、大幅な赤字を抱えながら大規模な事業拡大を目指すAI開発企業に対する投資家の需要を測る初期の試金石となる。ロイターは、同社の上場が11月の米中間選挙後にずれ込む可能性が高いと報じている。
AI企業が一段と高性能なモデルの開発・運用に必要な半導体やデータセンター、計算能力に巨額の資金を投じる中、各社の財務状況に一段と厳しい目が向けられている。
アンソロピックは2兆ドル超の評価額を目指しており、急成長する売上高が、AIシステムの構築・運用に伴う巨額のコストを最終的に上回ることができると投資家に納得してもらう必要がある。
ロイターは9月、アンソロピックがクラウドサービス、コンピューティング、インフラに関する長期契約に基づき、将来的に数千億ドル規模を支出する見通しだと報じた。