Jonathan Saul Renee Maltezou

[ロンドン 14日 ロイター] - 海事保安関係者は14日、シンガポール船籍のコンテナ船がホルムズ海峡付近で飛来物に被弾し、沈没したと明らかにした。また、以前の攻撃で損傷を受けたばら積み貨物船も沈没しつつあるという。

同海峡周辺での攻撃は過去10日間で急増している。関係筋によると、シンガポール船籍の小型コンテナ船「GFSプライド」は、同海峡を航行中に沈没したという。

シンガポール海事港湾庁(MPA)は14日の声明で「GFSプライドは損傷を受け、船上で火災が発生した後、沈没した。乗組員21人全員が無事に退避し、負傷者の報告はない」と述べた。同船は13日に海峡を航行していたという。

国連の国際海事機関(IMO)のデータによると、米国とイランの紛争が2月28日に始まって以降、同船舶は2隻目の沈没事例となる。マルタ船籍のコンテナ船は3月、‌飛来物に被弾し、後にホルムズ海峡の北で沈没した。

別の事案では、アンティグア・バーブーダ船籍のばら積み貨物船「ケープダオ」が9月23日に発射体による攻撃を受け、海峡近くで沈没しつつあると海事保安関係筋が明らかにした。

英国の海事リスク管理会社バンガードは14日のリポートで「9月23日に被弾したケープダオは、救助活動が失敗に終わり、沈没しつつあると報告されている」と述べた。

イラン政府高官2人がロイターに語ったところによると、イランは原油価格を高水準に維持し、11月の米中間選挙に影響を及ぼそうと、同海峡を航行する船舶に対して新たな手法を次々と展開している。

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