[エルサレム 14日 ロイター] - イスラエルのネタニヤフ首相は14日、同国で10月27日に予定される総選挙を前にイランへの先制攻撃を実施することには賛成しないとの見解を示した。一方で、イランとその代理勢力に対し、イスラエルへの攻撃を行わないよう警告した。

ネタニヤフ氏はイスラエル陸軍放送のインタビューで、先制攻撃の可能性や、選挙を前に軍事衝突を画策しているとする政敵からの批判について問われ、「われわれにとって都合が良くないし、得策ではない」とし、先制攻撃に慎重な姿勢を示した。

また、「イランがわれわれにミサイルを発射したとしても、彼らは私を非難するだろう」と述べる一方、攻撃を受ければイスラエルは強力に反撃するとし、イランに対するこれまでの警告を繰り返した。

選挙後の先制攻撃の可能性や、イランを巡る米政府との最近の協議内容については、詳細を明らかにしなかった。

イスラエルとイランは6月以降、攻撃の応酬を行っていない。

イエメンの親イラン武装組織フーシ派による攻撃に対し、イスラエルがサウジアラビアを支援しているかとの質問には、「私はそうした問題には関与しない。ただ言えるのは、われわれの大きな成功と目覚ましい成果を受け、中東の多くの国々がわれわれに目を向け始めているということだ」と述べた。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。