Noriyuki Hirata

[東京 14日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は5日続落し、前営業日比0.05%(33円23銭)安の6万7744円29銭で取引を終えた。朝方には前日までの続落の反動で買い戻しが先行したが、午後にオランダの半導体製造装置メーカーASMLの決算が伝わると、半導体関連株の上値が重くなった。日本時間で今夜に予定される米消費者物価指数(CPI)の発表を前に手掛けにくさも意識された。

日経平均は買いが先行し、一時0.93%(630円62銭)高の6万8408円14銭に上げを拡大した。前日に大きく下げたAI関連株が堅調に推移し、日経平均を押し上げた。一方、銀行や保険といった前日に買われたセクターが売られ「循環物色のように見える」(しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹シニアファンド・マネージャー)との声があった。

後場に日経平均は伸び悩んでマイナスに沈む場面もあった。一時0.36%(244円42銭)安の6万7533円10銭に下落した。ASMLの決算が伝わると、人工知能(AI)・半導体関連株の一角では売りの反応が目立ち、アドバンテストや東京エレクトロン、レーザーテックなどがマイナスに転じた。

日本時間の今晩に米消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、手掛けにくさも意識された。市場では「米国の早期利上げ観測は後退しており、よほど強い数字が出てこなければ無難な反応ではないか」(藤原氏)との声もあった。

TOPIXは0.34%安の4096.78ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.34%安の2111.66ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆4507億9500万円だった。東証33業種で上昇したのは、石油・石炭、その他製品、非鉄金属など14業種、下落は銀行、証券、精密機器など19業種。

ヒューリックによるTOB(株式公開買い付け)の発表があったリソー教育グループがストップ高。太陽誘電やサンリオは大幅高だった。一方、前日に決算を発表したイオンやJ.フロント リテイリングは軟調。オリンパスはさえなかった。新興株式市場は、東証グロース市場250指数が続落し、1.94%安の781.58ポイントだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが604銘柄(38%)、値下がりは892銘柄(57%)、変わらずは56銘柄(3%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 67744.29 -33.23 67942.23 67,533.1

0─68,408

.14

TOPIX 4096.78 -13.89 4116.78 4,093.94

─4,117.0

2

プライム指数 2111.66 -7.16 2120.05 2,110.38

─2,121.0

8

スタンダード指数 1700.69 -8.14 1711.39 1,700.69

─1,715.6

0

グロース指数 997.62 -18.07 1015.37 997.62─1

,017.01

グロース250指数 781.58 -15.46 796.73 781.58─7

98.16

東証出来高(万株) 218982 東証売買代金(億円) 74507.95

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