中国国営の新華社は14日、中国と北朝鮮を結ぶ「新鴨緑江大橋」が15日に開通すると報じた。長らく停滞してきた橋の開通は、北朝鮮が中国への経済的依存の深まりを警戒する中でも、貿易拡大に向けた取り組みが再び進んでいることを示す。

新華社によると、両国は共同で開通式を開催する。北朝鮮の国営メディアは、この計画について直ちには報じていない。同橋は両国間の貿易にとって最大かつ最も重要な陸路の往来拠点となる。

中国は貿易関係の強化を目指し、2014年に自国側の工事を完了した。しかし、北朝鮮の核実験と、その後の国連制裁を巡って両国関係が悪化する中、北朝鮮側の接続道路や税関施設は未完成のままとなっていた。

新たな橋の開通は、中朝関係の一段の進展を示す。

中国の対北朝鮮輸出は25年に前年比25%増の23億ドルとなり、6年ぶりの高水準を記録した。ただ、国連制裁が強化された17年以前の水準はなお大きく下回った。

韓国統一研究院のチョ・ハンボム上級研究員は、北朝鮮は中国への経済依存の深まりを引き続き警戒しているものの、開通をさらに先送りすれば、双方にとって望ましくない緊張の火種になり得たと指摘。「中朝関係には常に警戒と協力の両方がある」と述べた。

北朝鮮は先月、ロシアとの間でも初の道路橋を開通させた。

北朝鮮とロシアの関係は、23年の首脳会談以降、急速に緊密化している。

[ロイター]
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