Alex Lawler Olesya Astakhova
[ロンドン 13日] - 石油輸出国機構(OPEC)が13日公表した月報によると、OPEC加盟国とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」の9月の産油量は日量平均3907万バレルで、8月から日量約90万バレル増えた。ホルムズ海峡の混乱が続く中でも、サウジアラビアからの出荷が拡大した。ただ、今年2月末のイラン交戦開始前の水準は依然として下回っている。
湾岸地域からの供給は、ここ数週間回復傾向が見られる。サウジの9月の産油量は日量837万2000バレルと、8月より200万バレル超増えた。東西パイプラインへの攻撃で紅海経由の出荷が一時混乱した後、国有石油会社サウジアラムコが湾岸の輸出ターミナルからの積み出しを拡大した。一方、ウクライナによる製油所などへの攻撃を受けるロシアの生産量は日量3万8000バレル減った。
OPECは、2026年の世界石油需要の見通しを日量18万バレル増に引き下げた。6カ月連続の下方修正。一方、27年は石油備蓄の放出分を補充する必要があるとして、前年比日量255万バレル増の日量平均1億830万バレルと予測した。