[ワシントン 13日 ロイター] - 全米リアルター協会(NAR)が13日発表した9月の米中古住宅販売戸数(季節調整済み)は年率換算で前月比1.5%増の399万戸だった。在庫の増加により買い手の選択肢が広がったことから予想(395万戸)に反して増加した。ただ、住宅ローン金利の上昇を背景に伸びは依然として鈍い。

9月は前年同月比では2.2%減少した。

地域別では、南部と西部で増加した一方、北東部では減少し、中西部では横ばいだった。

NARのチーフエコノミスト、ローレンス・ユン氏は「季節調整済みベースでは前月比で小幅な増加が見られたものの、8月と9月は今年に入って住宅販売が最も低調な2カ月となった」と指摘。「ここ数週間の住宅ローン金利の一段の上昇により、住宅購入の資格を満たせる買い手は減少している」と述べた。

中古住宅の在庫は1.9%増の160万戸と、2019年11月以来の高水準となった。前年同月比では4.6%増加した。

9月の販売ペースに基づく在庫の消化期間は4.8カ月と、前月から横ばいだったが、前年同月(4.5カ月)の水準を上回った。

中古住宅価格の中央値は前年同月比1.3%上昇の41万7500ドルと、同月としては過去最高となった。初めて住宅を購入する人の割合は全体の31%と、前月および前年同月の30%から上昇した。

住宅が市場に出ていた期間の中央値は33日。前月の31日からは延びたものの、前年同月からは横ばいとなった。

差し押さえ物件を含む不良債権売却は取引全体の2%と、変わらずだった。

現金のみによる販売の割合は27%と前月から横ばい。前年同月は30%だった。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。