[香港 13日 ロイター] - 中国・香港株式市場は前場の下げから回復して引けた。アジア全域で広がった人工知能(AI)関連株の売りが一服した。

上海総合指数は前営業日比0.1%高で終了。前場で一時1.4%下落し、3カ月ぶり安値を付けていた。CSI300指数は下げを一部取り戻し、0.3%安で引けた。

香港市場ではハンセン指数が0.3%高と上昇に転じて取引を終えた。一方、ハンセンテック指数は0.8%安で、マイナス圏にとどまった。

中東での紛争拡大や世界的な利回り上昇を受け、リスク選好度は低調となっている。

アジア株はこの日急落した。AI関連株高の持続性や競争激化への懸念が広がった。

明日発表される9月の中国輸出は、一部貿易相手国からの圧力にもかかわらず堅調な勢いを維持すると予想されている。ロイター調査によると、輸出は米ドル建てで前年比25.5%増と、8月の25%増から加速する見通し。

上海証券取引所の新興ハイテク企業向け市場「科創板」50指数と、深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板(チャイネクスト)」総合指数は、いずれも前場の大幅安から反転した。

CSI人工知能指数は6カ月ぶり安値を付けた後、0.3%安で終了。CSI半導体指数は0.5%高だが、7月のピークから30%超下落している。

主力銘柄の長鑫存儲技術(CXMT)は、メモリー半導体設計の進展に関する報道にもかかわらず、一時5.3%下落し7月以来の安値を付けた。終値は3%安だった。

国金証券のアナリストはリポートで「最近の急激な調整の後でも、これらハイテク株のファンダメンタルズに対する投資家の懸念が完全に織り込まれたとは言い難い」と指摘した。米国でもAI関連の相場上昇が一服する中、中国のハイテク株は当面反発に苦戦するとの見方を示した。

新エネルギー車(NEV)関連株は下落した。中国が27年4月から付加価値税の輸出還付率を引き下げると発表した。CSI新エネルギー車指数は3%近く下げて取引を終えた。

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