[上海 11日 ロイター] - 中国の証券規制当局は10日、市場関係者を集めた座談会を開いた。低迷する株式市場の下支えに向けた政府の取り組みの一環となる。
• 中国証券監督管理委員会(証監会)がウェブサイトに掲載した声明によると、呉清主席が上場企業や証券会社、資産運用会社の専門家と会合を開き、資本市場改善に向けた提言を聴取した。
• 提言には、長期的な資本による投資のさらなる拡大、上場企業への増配の働きかけ、国境を越えたリスクに対する監視強化、市場を支援する新たな措置の検討などが含まれたという。
• 前海開源基金のチーフエコノミスト、ヤン・デロン氏は証監会の座談会について「株式市場に前向きなシグナルを送ったことは間違いない」と述べた。
• 証監会は9日、株式投資信託の設定基準を引き下げる規則案を公表した。より多くの長期資金を株式市場に呼び込む狙いがある。
• 同日午後の中国株式市場は序盤の大幅安から切り返した。中国の政府系投資家が選好する複数の上場投資信託(ETF)で売買高が急増し、政府介入の観測が浮上した。
• 米ETF運用会社クレインシェアーズは顧客向けノートで「『援軍』である国家隊が出動すれば、大きな効果をもたらし得る」と指摘した。