Rodrigo Campos

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、中南米・カリブ地域の今年と来年の成長率見通しを下方修正した。中東紛争によるエネルギーショックを他の経済圏が吸収する助けとなった人工知能(AI)ブームの恩恵を、同地域のほとんどの国が十分に受けていないと指摘した。

13日にバンコクで公表された「世界経済見通し」で、中南米・カリブ地域の2026年の成長率見通しを、7月時点の2.4%から2.3%に引き下げた。27年も2.7%から2.5%に引き下げた。

一方、IMFは26年の世界経済成長率が3.1%になるとの見通しを示し、7月時点の予測値3.0%から上方修正した。堅調なAI関連投資が中東戦争に伴うエネルギーショックを相殺すると指摘した。

IMFが世界経済見通しで個別に取り上げた中南米の3カ国のうち、下方修正幅が最も大きかったのはアルゼンチンだった。IMFは、アルゼンチンの26年の成長率を2.1%と見込み、7月予想の3.5%を大幅に引き下げた。27年の見通しは4.0%から3.5%に下方修正した。

ブラジルの見通しは26年が2.2%、27年が1.9%とし、7月時点のそれぞれ2.4%、2.2%から下方修正された。

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