[12日 ロイター] - 米食品スーパー大手クローガーは、今後3年間にコーポレート部門で約3000人を削減する方針。グレッグ・フォラン最高経営責任者(CEO)が従業員向け文書で明らかにした。同社は業務への人工知能(AI)導入を進めている。

ロイターが12日に確認した文書で、フォラン氏は、重複業務を減らして技術の進歩に対応すべきだと指摘。今回の人員削減は値下げや店舗従業員への投資につながると述べた。

コーポレート部門従業員8200人の約37%が影響を受けるという。フォラン氏は、数カ月以内に詳細を伝えるとした。同社は2025年6月にもコーポレート部門で約1000人を削減している。

各社は業務効率化に向けてAIの活用を拡大し、AIにより多くの経営資源を振り向ける中で、組織構造の見直しや人員削減を進めている。こうした動きは、業種を超えて広範囲な混乱が生じるとの懸念を強めている。

クローガーは9月にAI戦略の概要を公表。これにはAIモデルによる業務管理や、顧客データを活用したAI買い物アシスタントなどのツールの機能強化が含まれた。

また、9月に第2・四半期決算を発表した際、通期既存店売上高目標を引き下げた。ガソリン価格高騰で消費者が節約志向を強める中、ウォルマートやアルディなどの競合に対する競争力強化に向け値下げを目指していると説明した。

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