Sarah El Safty Jana Choukeir
[ドバイ 12日 ロイター] - 複数のエネルギー大手トップが、サウジアラビアの首都リヤドで開催されているWPCエネルギー会議への参加を取りやめた。イエメンの親イラン武装組織フーシ派によるリヤドへの攻撃で死者が出たものの、サウジ当局は会合の開催を続けている。
11日に開幕した会議には、エクソンモービル、トタルエナジーズ、シェル、シェブロン、BPの最高経営責任者(CEO)が出席する予定だった。しかし、主催者が12日早朝に公表した議事日程からは、いずれの名前も消えていた。
サウジのアブドルアジズ・エネルギー相は12日の会議冒頭で、リヤドに足を運んだ参加者に謝意を示した。
WPCエネルギー会議は当初、4月に予定されていたが、米国とイスラエルによる対イラン戦争が2月下旬に始まったことを受けて延期された。サウジは2022年10月に開催国に選ばれた。1933年に英国で初開催された同会議がサウジで開かれるのは今回が初めてとなる。
エネルギー大手のCEOはWPCエネルギー会議に例年出席しており、今週も世界の石油・ガス市場やエネルギー安全保障、エネルギー転換について登壇する予定だった。
BPの広報担当者は、会議への「参加に向けてあらゆる努力をした」と説明。「残念ながら、交通の混乱により現地での参加はできない。われわれは地域全体にわたる長年のパートナーシップを非常に重視している」と述べた。
シェルはコメントを控えた。トタルエナジーズ、エクソンモービル、シェブロンはロイターのコメント要請に直ちに回答しなかった。
会議は今週、リヤドの国際空港から約10キロ離れた会議場で開かれている。同空港は過去1週間に4回攻撃された。