<為替> ドルは1年半ぶりの高値近辺で推移した。中東紛争の激化と週内に発表される重要な米物価指標を前に、投資家が慎重姿勢を維持する中、安全資産としての需要がドルを支えた。
主要6通貨に対するドル指数は0.37%高の102.58と、2025年4月以来の高水準となった。
投資家はドルの買い持ちを増やしている。10月7日までの週の買い持ち額は約360億ドルと、3週間前の84億ドルから拡大した。主にユーロ売りを伴う動きだった。
ドルは対円で0.2%高の158.66円。英ポンドは0.2%安の1.3203ドルとなった。
NY外為市場:[USD/J]
<債券> コロンブス・デーで休場
米金融・債券市場:[US/BJ]
<株式> ナスダック総合株価指数が下落して取引を終えた。サウジアラビアの空港への攻撃を受けて原油価格が1バレル=約2ドル急伸したことに加え、大手銀行による第3・四半期決算発表シーズンの幕開けや、今週発表の経済指標を前に投資家が様子見姿勢を強めた。
S&P総合500種はほぼ横ばいで終了し、ダウ工業株30種は上昇した。
今後数日間は企業決算が焦点となる。ゴールドマン・サックス、シティグループ、JPモルガン・チェースなど米大手銀行が13日朝に決算を発表する。LSEGのIBESデータによると、アナリストはS&P500種構成企業の第3・四半期利益が30.6%増加すると予想している。
S&P500の主要11業種では、原油高を受けてエネルギーが1.5%上昇し、上昇率が最大となった。ディフェンシブ銘柄で構成する主要消費財は1%超上昇。通信サービスも1%超上昇した。通信サービスは、指数への寄与度が大きいメタが3%超上昇したことに支えられた。
米国株式市場:[.NJP]
<金先物> 米インフレ指標の発表を控え、ドル高と原油高を背景に一時1週間ぶり高値を付けた後、下落した。スポット金は午後2時45分(日本時間午前3時45分)時点で0.6%安の1オンス=4169.10ドル。米金先物12月限の清算値は0.6%安の1オンス=4190.60ドルだった。米政府と債券市場はコロンブス・デーで休場となった。
NY貴金属:[GOL/XJ]
<米原油先物> 2ドル近く上昇した。トランプ米大統領が9日、ロシアが米国と世界市場にディーゼル(軽油)を供給することで合意したと発表したものの、サウジアラビアへの攻撃による懸念が供給増加への期待を上回った。
清算値は、北海ブレント先物が1.93ドル(1.8%)高の1バレル=106.65ドルと、9月15日以来の高値を付けた。米WTI先物は1.89ドル(2%)高の93.74ドルだった。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
ドル/円 NY終値 158.61/158.
66
始値 158.60
高値 158.75
安値 158.57
ユーロ/ドル NY終値 1.1153/1.11
57
始値 1.1180
高値 1.1183
安値 1.1153
終値 前日比 %
ダウ工業株30種 51850.55 +195.60 +0.38
前営業日終値 51654.95
ナスダック総合 27245.90 -120.27 -0.44
前営業日終値 27366.17
S&P総合500種 7807.24 -4.30 -0.06
前営業日終値 7811.54
COMEX金 12月限 4190.6 ‐25.7
前営業日終値 4216.3
COMEX銀 12月限 6051.3 ‐53.5
前営業日終値 6104.8
北海ブレント 12月限 106.65 +1.93
前営業日終値 104.72
米WTI先物 11月限 93.74 +1.89
前営業日終値 91.85
CRB商品指数 417.1000 +2.3708
前営業日終値 414.7292