Howard Schneider
[クリーブランド 12日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のハマック総裁は12日、金利上昇によって米国債利回りは歴史的な標準により近い水準になったと述べた。住宅ローン金利が3%に戻るとすれば、経済に何らかの問題が生じたことを意味する可能性が高いと指摘した。
ハマック氏は「現在の10年債利回りは1990年代と同程度だ。高く見えるが、私は控えめな水準だと考えている」と述べた。
2007─09年の金融危機から新型コロナウイルスのパンデミックまでの住宅ローン金利が低かった時期は、成長が低迷し、それに中央銀行が積極的に対応した時期でもあったと指摘した。
現在の住宅ローン金利は7%を超えている。
またハマック氏は、インフレ期待に問題が生じる可能性を示す「初期の警戒信号」がみられるとし、「経済を幾分冷やす」必要があるとの見解を示した。
中立金利は以前より高くなっている可能性が高いが、その水準を正確に把握するのは難しいとも述べた。