[東京 9日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅ながら3日続落した。前営業日比0.02%(11円19銭)安の6万9030円92銭で取引を終えた。前日の米国株安を受けて売り優勢で始まり、一時1.29%(892円09銭)安の6万8150円02銭まで下落した。その後はAI(人工知能)・半導体関連株を中心に買い直され、後半はプラスの場面もあった。前日に業績予想を上方修正したローツェの効果が大きいとの指摘もある。

前場は8日の米国株式市場が安かったほか、原油先物価格が上昇したことが嫌気され、指数寄与度の大きいAI・半導体関連株を中心に売り優勢の展開となった。

英フィナンシャル・タイムズ(FT)が8日、オープンAIの年換算売上高がこれまで示唆されていた水準を約200億ドル下回ると報じ、ソフトバンクグループが大幅安となったほか、上期決算が市場予測に届かなかったファーストリテイリングも大幅安となるなど、指数寄与度の大きな銘柄の下げが日経平均を押し下げた。

後場に入ると、一転してAI・半導体関連株が買い直され、全般は戻り歩調。日経平均は一時的に前日比プラスの場面もあった。TOPIXはプラスで終了した。

市場では「ローツェの上方修正が材料として大きい。これで、今月下旬のAI・半導体関連企業が発表する中間決算が好調と読めるようになり、買い安心感を広げるきっかけとなった」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれた。

TOPIXは0.33%高の4104.81ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は0.31%高の2116.01ポイントだった。プライム市場の売買代金は7兆8454億4900万円。

東証33業種では、値上がりは海運、その他製品、サービスなど25業種、値下がりは銀行、非鉄金属など8業種。

個別では、キオクシアHLDGが直近に実施した株式分割後の安値を更新したほか、イビデン、三菱UFJフィナンシャル・グループが軟調。半面、ローツェがストップ高。アドバンテスト、レーザーテックが買われ、JTが7月31日に付けた年初来高値7218円を更新した。

新興株式市場は、東証グロース市場250指数が上昇、1.49%(11.87ポイント)高の806.62ポイントだった。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1194銘柄(76%)、値下がりは331銘柄(21%)、変わらずは27銘柄(1%)だった。

終値 前日比 寄り付き    安値/高値  

日経平均 69030.92 -11.19 68648.50 68,150.02─69,143.45

TOPIX 4104.81 13.35 4093.18 4,077.76─4,110.15

プライム指数 2116.01 6.53 2109.64 2,102.08─2,118.76

スタンダード指数 1714.94 12.07 1697.20 1,696.67─1,715.74

グロース指数 1026.50 14.03 1007.50 1,004.65─1,028.97

グロース250指数 806.62 11.87 790.80 788.29─808.90

東証出来高(万株) 229519 東証売買代金 78454.49

(億円)

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