Michael S. Derby
[ニューヨーク 7日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀が7日発表した9月の消費者調査によると、米国民の現在および将来の家計状況に対する見方が悪化する中、1年先のインフレ期待が3年超ぶりの高水準となった。
1年先のインフレ期待は3.9%と、前月の3.6%から上昇し、2023年5月以来の高水準となった。3年先のインフレ期待は3.3%と、前月の3.2%から上昇。5年先のインフレ期待は3.0%で横ばいだった。
ガソリン、食料品、家賃、医療費、大学費用など、同連銀が追跡する全カテゴリーについて、家計は将来的に値上がりすると予想した。
連邦準備理事会(FRB)当局者の多くは、足元のインフレ高止まりの主な要因として、トランプ大統領の関税措置の継続的な影響と中東での戦争に起因する原油価格の急騰、さらにテクノロジー分野における過熱した投資ペースによる圧力を挙げている。
一方、労働市場に対する見通しは若干改善し、1年後に失業率が上昇しているとの見方は前月から弱まった。また、非自発的に失業した場合に新たな職を見つけられる確率は高まった。
また、家計消費支出の伸び見通しは前月から上昇し、23年5月以来の高水準となった。