Tala Ramadan Ahmed Rasheed
[7日 ロイター] - イラク内閣は通貨ディナールの新たな為替レート体系を承認した。1ドル=1520ディナールに設定し、従来の公定レートから約14.5%切り下げた。イラン戦争で石油販売に支障が生じたことへの対応とみられる。
通貨切り下げは6日に採択され、7日に発効した。財務省の買い入れレートは1ドル=1500ディナール、銀行とノンバンク金融機関が最終利用者に売却する際のレートは同1510ディナールとした。
イラクのアナリスト、モハメド・アルサファル氏は「今回のディナール切り下げは基本的に、イラン戦争と輸出の混乱による石油収入への打撃に対する財政的な対応だ」と述べた。「政府は石油収入1ドル当たりで得られるディナールを増やせる一方、輸入コストが上がり、家計の購買力は低下する」と指摘した。