Giuseppe Fonte Kate Abnett Alex Lawler
[ローマ/ロンドン 6日 ロイター] - 国際エネルギー機関(IEA)の理事会は、主要7カ国(G7)が先週発表したディーゼル燃料(軽油)および原油の備蓄放出に関する詳細を、10月14─15日の会合で決定する見通しだ。この件に詳しい関係筋2人が6日、明らかにした。供給不足と過去最高水準の価格に対応するため、欧米がどれだけの量を放出するのかを巡り、市場で不透明感が広がっている。
G7は2日の首脳共同声明で、世界のエネルギー市場の安定化に向け、IEAを通じてディーゼル燃料などの石油備蓄1億バレルを協調放出すると発表した。ただ、放出する原油、ディーゼル燃料、その他の製品の数量の内訳や、どの国が参加するのかは明らかにしていなかった。
関係筋の1人によると、G7加盟国であるイタリアが放出に加わる見通しだという。
IEAは、詳細が理事会で決定されるかどうかについてのコメント要請に対し、直ちには回答しなかった。
欧州委員会の報道官は6日、EUの石油調整グループが7日に会合を開くと明らかにした。
ホワイトハウスは、備蓄放出の詳細を明らかにするよう求めたコメント要請に直ちには回答しなかった。
石油市場関係者や一部のEU加盟国の政府当局者も、G7の2日の発表の詳細について情報収集に追われている。商品取引大手ビトルのラッセル・ハーディ最高経営責任者(CEO)は6日、ロンドンで開かれた会議で、「具体的に何がどこで放出されるのか、十分に明確な発表ではなかった」とし、同社も備蓄放出の詳細をなお把握しようとしていると述べた。