[ヘルシンキ 6日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのレーン・フィンランド中銀総裁は6日、ユーロ圏全体で急速に進んでいるエネルギー価格の上昇はまだ他の財やサービスには波及しておらず、最近の債券利回りの上昇は成長を圧迫することで物価上昇圧力を和らげる可能性が高いと述べた。

多くの政策当局者がインフレリスクは予想よりも高めに傾いていると指摘する中、レーン氏は、経済には相反する力が働いているため、他にも考慮すべき点があると指摘。「長期金利の上昇は成長の鈍化につながるだけでなく、エネルギー価格が他の物価や賃金に波及する度合いを弱めている」と語った。

また、人工知能(AI)への力強い投資などにより、経済が並外れた強靭性を示しているとも指摘した。

一部の政策当局者はこうした強靭性について、これまで考えられていたよりも強い物価上昇圧力を示唆していると指摘している。

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