気候変動の影響が明らかな異常気象が相次いだ今夏。プロサッカーのJリーグも2018年以降、線状降水帯などによる試合中止数が4.4倍に増えている。
試合を安全に開催する環境そのものが危ぶまれるなか、気候変動対策の取り組みを強化すべく、Jリーグが2026年から参画したのが国際イニシアチブ「スポーツポジティブリーグ(SPL)」だ。
SPLは欧州サッカー連盟(UEFA)の環境諮問委員を務めるクレア・プールが創設。2018年にイングランドのプレミアリーグで始まり、ドイツのブンデスリーガなど欧州4リーグが参画している。
アジアではJリーグが初となる。目的は各クラブの気候変動対策を可視化してリーグ全体の取り組みを加速させること、そして社会的インパクトを拡大することだ。
評価方法は気候変動対策を再生可能エネルギーやエネルギー効率、環境負荷の少ない移動手段、使い捨てプラスチック削減・廃止、教育など12の項目に分け、客観的な指標で数値化。最終的にリーグ本戦のように順位をつける。
例えば日本版SPLの再エネの領域では、クラブの全関連施設で使用しているエネルギーの100%が再エネを利用している場合は2点、40〜99%なら1点、40%未満で0.5点、使用していないと0点になる。また、ファンに向けた啓発活動などでボーナス0.5〜1点がつき、12項目の満点は33点になる。
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