[東京 2日 ロイター] - 日本特殊陶業は2日、デンソーのスパークプラグおよび排気センサ(酸素センサ、空燃比センサ)事業の譲受を中止し、契約の解約に関する合意書を締結することを決めた。デンソーから市場環境の変化や対象事業に関する方針の見直しを背景に解約の申し入れがあり、受け入れた。譲受は2025年9月1日に公表していた。
日本特殊陶業は譲受の実行に向けて協議を続けてきたが、交渉の長期化により事業の将来見通しの不透明感が高まるほか、統合計画の策定に影響し、譲受によるメリットも低下すると判断した。27年3月期通期の業績予想には譲受の準備費用などを織り込んでいたが、中止による業績への影響は軽微としている。
25年11月に公表した「中期経営計画2030」については、成長投資などの資本配分を含む事業計画を改めて精査し、今後公表する予定。