Feras Dalatey  Laila Bassam Timour Azhari

[1日 ロイター] - 長年にわたって敵対関係にあるシリア暫定政府の高官とレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部が、トルコで直接会談したことが分かった。会談は9月に少なくとも1回あったとし、緊張緩和を目指した動きとなる。事情を知る6人の情報筋が明らかにした。

情報筋はシリア当局者2人、米国当局者1人、およびヒズボラに近いレバノンの治安当局高官。ロイターの記事配信後にトルコ大統領府広報局は短文投稿サイトXで内容を否定し、シリア政府とヒズボラの代表者がトルコで会談したとの情報は「全くの根拠がない」とコメントした。その上で「日付、場所、内容、接触に関する主張は、いかなる現実も反映しておらず、完全に捏造された憶測に過ぎない」と主張した。

シリア政府のXの英語アカウントも、そのような会談があったことを否定して「これらの主張は虚偽だ」とコメントした。

シリアでの内戦中にヒズボラは戦闘員を長年にわたって送り込み、アサド前政権を支援していた。アサド前大統領が2024年12月に亡命し、前政権が崩壊すると、シリアで発足した暫定政府とヒズボラの間で緊張が高まった。

シリア当局はヒズボラがシリアを経由して武器を移送していると非難。米国はシリア軍に対し、レバノンへ部隊を派遣してヒズボラと戦うように促した。

6人の情報筋によると、シリアとヒズボラの会談はトルコの治安・情報機関に招かれて実施され、ヒズボラの代表者とシリアの諜報機関、外務省高官らが出席した。

シリア外務省、トルコの外務省と国防省、米国務省は、会談に関するロイターの質問に回答しなかった。ヒズボラの報道担当者はコメントを差し控えた。

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