[ロンドン 1日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は1日、最近の利回り急上昇で世界の借り入れコストが数十年ぶりの高水準に達しているものの、世界の債券市場は引き続き秩序ある形で機能しているとの見方を示した。

世界の金利や資産価格の指標となる米10年債利回りは1日、一時5.34%に上昇し、2002年以来の高水準を付けた。

7─9月期の上昇幅も四半期として今世紀最大となった。売り圧力は欧州のフランスや英国からアジアの日本まで、他の主要国の市場にも波及している。

IMFのジュリー・コザック報道官は記者会見で「世界全体を見ると、債券市場は引き続き秩序ある形で機能している」と述べた。

一方、エネルギー価格は世界経済にとって引き続き課題だと指摘。イランとの戦争の影響と世界の石油精製能力の制約を背景に、軽油、ガソリン、ジェット燃料の価格は紛争前に比べ60─97%上昇していると説明した。

コザック氏は「総合インフレ率を押し上げる一因となっているエネルギーショックは、まだ終わっていない」と述べた。

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