Alexander Cornwell

[エルサレム 1日 ロイター] - イスラエル当局者は1日、イスラエルに向かっていた航空機墜落を狙った疑いのある事件について、動機はまだ特定されていないと明らかにした。機長を刺した副操縦士は単独で行動したとみられるという。

ドバイ発テルアビブ行きのフライドバイ機で前日に起きた事件では、負傷した機長が操縦室のドアを解錠したことで惨事が回避された。乗客が襲撃者を取り押さえ、機内にいた交代要員の乗務員が操縦しサウジアラビアに緊急着陸した。

イスラエルのネタニヤフ首相は1日のFOXニュースのインタビューで、副操縦士はイスラム主義思想の影響で過激化していたと指摘。イランとつながりがあるかは数日以内に明らかにできるとし、「判断するのは時期尚早だと思う」と述べた。

また、現時点で得られている情報から副操縦士に自殺願望があったことは明らかとした上で、「最終的な結論は出していない」と語った。

イスラエルの安全保障当局者2人は、副操縦士は単独で行動した可能性が高いとみているが、なお捜査中だと述べた。現時点でイランの関与は特定していないという。

UAEの国営通信は1日、同国が捜査を開始したと伝えた。事件の状況や動機を明らかにし、「何らかのテロ活動や目的と関連しているのか、あるいは事前の計画や指示があったのか」を調べるという。またUAEの航空会社で機体も登録されていることから、同国が事件の管轄権を持つという。国外で発生した場合でも機内で行われた犯罪にはUAEの法律が適用されるとしている。

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