Hiroko Hamada
[東京 1日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 158.38/158.39 1.1317/1.1319 179.25/179.26
午前9時現在 157.55/157.58 1.1326/1.1328 178.47/178.48
NY午後5時 157.39/157.44 1.1328/1.1332 178.32/178.36
午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤に比べてドル高/円安の158円前半で推移している。朝方公表された9月日銀短観や9月開催分日銀会合の主な意見を受けて、連続利上げ観測が後退し、ドル買い・円売りが進行。ドルは1円近く上昇し、約1週間ぶりの高値を付けた。
朝方、157円前半で推移していたドルはじりじりと上昇。9月日銀短観では、大企業・製造業の業況判断指数(DI)がプラス24と6期連続で改善、大企業・非製造業はプラス35と5期ぶりに悪化した。
一方、9月の日銀会合では、先行きも短いスパンでの利上げが必要だとする意見が複数出されていたことが明らかになった。
野村証券のアナリスト・後藤祐二朗氏は「短観では、設備投資計画が下方修正されたほか、企業の物価見通しはほぼ横ばいとなっていた。主な意見では、注目されていた内閣府出席者のコメントが、前のめりすぎる利上げに対しては釘をさすような内容だった」と指摘する。一段と利上げを急がなければならない内容ではなかったとして、連続利上げ観測が後退し、ドル買い・円売りが進行した。
午後の取引でもドルの底堅い地合いは続き、一時158.40円付近まで上昇。もっとも、200日線が位置する158円半ば付近では、「当局による口先介入も入るのではないか」(国内金融機関・シニアアナリスト)との声も聞かれた。
野村証券の後藤氏は「160円に近づくと一段と介入警戒が高まるとみられ、ここからどんどん円安方向に振れる展開にはなりにくいのではないか」と話した。