[1日 ロイター] - 米ゴールドマン・サックスは、米連邦準備理事会(FRB)による次回利上げの予想時期を12月に後ずれさせた。市場予想を下回るインフレ指標を受け、FRBが10月に再び利上げするとの観測が後退したことが背景。
従来は10月に25ベーシスポイント(bp)の利上げを予想していた。
ゴールドマンは9月30日付のリポートで「2回目の利上げ予想を12月に先送りする。連邦公開市場委員会(FOMC)が最終的に追加利上げは不要と判断する可能性は高いとみている」とした。
FRBはインフレ抑制に向け、9月に3年ぶりの利上げを実施した。ウォーシュ新議長の下で初の政策変更となった。
30日発表の8月の米個人消費支出(PCE)価格指数は前年同月比3.4%上昇し、ロイターがまとめたエコノミスト予想の3.7%を下回った。
ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は29日、年内にあと1回の利上げが適切になる可能性があるとした上で、次回の利上げ時期を判断するためにFRBには経済指標を見極める時間的余裕があるとの認識を示した。
CMEグループのフェドウオッチによると、金利先物市場が織り込む10月の0.25%ポイント利上げの確率は約38%で、前営業日の約51%、1週間前の約71%から低下した。
市場参加者は、10月2日に発表される9月の米雇用統計に注目している。