Jacob Bogage

[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、ディーゼル燃料(軽油)の輸出禁止について「毎日」協議していると述べた。米政権はエネルギー価格高騰の抑制を急いでいる。

トランプ氏はホワイトハウスの大統領執務室で、輸出禁止は「ガソリン価格に悪影響を及ぼす」ものの、軽油価格を押し下げる可能性があると指摘。軽油価格上昇の主因はロシアによるウクライナでの戦争で、双方の攻撃がエネルギーの生産と輸出に影響しているとの認識を示した。

11月の中間選挙が近づき、経済運営に対する支持率低迷が続く中、トランプ政権と共和党候補者は燃料価格の引き下げを求める圧力にさらされている。

一方、ライト・エネルギー長官は、混乱はより広範囲に及んでいると指摘。「中東からの軽油輸出は一部が途絶え、回復を進めているが、中国からの軽油輸出も途絶え、多くの混乱が生じている」と述べた。

その上で、政府は軽油の新たな供給について欧州から近く発表があると見込んでいると述べた。ロイターは、ホワイトハウスが価格抑制に向け、欧州連合(EU)に軽油の緊急備蓄放出を要請したと報じた。

トランプ政権は、軽油の全面輸出禁止、製油業者による自主的な輸出制限、免税軽油の販売対象の拡大も検討している。

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