[30日 ロイター] - ロシア外務省は30日、ローマ教皇特使のマッテオ・ズッピ枢機卿が訪ロし、ウクライナ戦争に伴う人道問題について協議したほか、ウクライナ人捕虜と面会したと発表した。
協議は3日間にわたった。ローマ教皇レオ14世もこのほど、ロシアとウクライナに4年にわたる戦争の終結に向け協議の席に着くよう呼びかけた。教皇はまた、各国指導者が「核兵器や、ますます破壊的になる戦争を話題にし始めている」と非難していた。
ロシア外務省は、ズッピ枢機卿がウシャコフ大統領補佐官(外交担当)ら当局者と会談し、戦争終結の見通し、捕虜交換、避難を余儀なくされた子どもなどの人道問題を協議したと説明。また、捕虜との面会を認められた枢機卿が「ウクライナ人と直接話し、ロシアが関連する全ての人道上の基準を厳格に順守していることを自ら確認できた」とした。
さらに、今回の訪問は「ロシアとバチカン(ローマ教皇庁)の対話が建設的かつ定期的に行われていることと、人道問題で協力を継続するとの双方の意向を確認した」と説明した。
ズッピ枢機卿が前回モスクワを訪問したのは2024年10月で、ウクライナ戦争終結の見通しについて協議した。