[北京 30日 ロイター] - 中国政府は30日、第2次世界大戦を巡る中国の歴史認識を台湾が批判したことを受け、「烈士を冒涜(ぼうとく)している」と台湾を非難し、戦争に関する中国側の説明に疑問を呈することは歴史への裏切りだと主張した。

中国は、日本の侵略によって数百万人の中国人が犠牲となった大戦の歴史を極めて重く受け止めている。習近平国家主席とトランプ米大統領は先週、当時の両国の同盟関係を強調した。

しかし、台湾当局は、米国と当時共に戦ったのは中華民国で、現在の中華人民共和国ではないと指摘し、中国政府が称賛する対象を取り違えていると主張している。

中国国務院台湾事務弁公室の報道官は北京での定例記者会見で、台湾の与党・民主進歩党(民進党)が第2次世界大戦の歴史をゆがめようとしていると批判した。

「これは歴史への裏切りであり、烈士への冒涜で、民族への裏切りだ」と述べた。

中国政府は、戦時中に中国での戦闘の中核を担ったのは共産党のゲリラ部隊だったと主張しており、公式の歴史では中華民国軍についてほとんど触れていない。

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