[29日 ロイター] - 米電気自動車(EV)大手テスラが総額300億ドルの融資契約を締結したことが、規制当局に29日提出した文書で明らかになった。200億ドルの遅延引き出し型タームローン(DDTL)枠が含まれる。
同社は今年、記録的な支出の多くを人工知能(AI)向け計算インフラ、太陽電池の生産能力、スペースXとの半導体製造プロジェクトのほか、他の事業拡大分野に振り向ける見通し。
詳細は以下の通り:
• テスラは期間5年のリボルビング融資枠80億ドルと、期間364日のリボルビング融資枠20億ドルも確保した。
• これに伴い、2028年1月に期限を迎える予定だった50億ドルのリボルビング融資枠を解約した。解約時点で借入残高はなかった。
• 同社は26年の設備投資が250億ドルを超えるとの見通しを示していた。25年の設備投資額は85億3000万ドルだった。
• イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は29日、ワシントンで開かれたイベントで「スペースXはテスラと共同で、年間200ギガワットの太陽電池生産を目指している」と述べた。
• LSEGがまとめたデータによると、アナリストはテスラのフリーキャッシュフローが97億8000万ドルのマイナスになると予想している。
• テスラは、9月29日時点で新たな融資枠に基づく借入残高はなく、現時点では26年中に利用する予定もないと説明した。