[29日 ロイター] - ベトナム警察は、ノルウェー国籍1人とベトナム系オーストラリア国籍1人を含む男3人をテロ容疑で逮捕した。

ベトナム公安省は28日、3人の氏名をグエン・ドク・トゥアン、ホー・ファム・ヒエップ・フイ、タイ・コン・チュオン・ソンと公表し、今月18日にカンボジアからベトナムへ不法入国しようとした際に逮捕されたと説明した。

3人は米国を拠点とする民主化団体「ベトタン」のメンバーであることを認めたという。ベトナム政府は同団体をテロ組織に指定している。

同省は3人が「テロや破壊活動を行うため、ベトナムに不法入国しようとしていた」と述べた。

印章や文書を偽造した疑いもあるという。1974年生まれのトゥアン氏はノルウェーの旅券を、75年生まれのフイ氏はオーストラリアの旅券を所持していた。ソン氏の国籍については明らかにしていないが、80年生まれとしている。

ベトタンは28日夜の声明で、トゥアン氏とフイ氏がカンボジアで拉致され、ベトナムに強制的に連行されたとした。

アルバニージー豪首相は記者団に対し、政府がフイ氏と家族に領事支援を提供していると述べた。

ベトタンは「カンボジアでのメンバー2人の拉致、および国境を越えた弾圧行為を隠すためにベトナム共産党当局がでっち上げた容疑を強く非難する」と表明。その上で、ノルウェーとオーストラリアの両政府や国際人権団体に対し、2人の即時かつ無条件の釈放をベトナム政府に働きかけるよう求めた。

ベトナム当局は捜査を継続中で、3人は法に従って訴追されると述べた。

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