Maki Shiraki
[東京 29日 ロイター] - トヨタ自動車が29日に発表したトヨタ単体(「レクサス」を含む)の8月の世界販売は、前年同月比6.4%減の79万0743台だった。中国や中東の苦戦で海外が振るわず、2カ月連続で前年を下回った。生産では、国内が熊本地震や台風の影響による稼働停止で同1.7%減と小幅ながら4カ月ぶりの前年割れとなった。
販売は海外が8.4%減と7カ月連続のマイナス。欧州は増加したが、北米はハイブリッド車(HV)需要を支えに3.1%の減少にとどまったが、中国が22.8%減と大幅に落ち込んだ。電気自動車(EV)など新エネルギー車への需要は旺盛なものの、中東情勢の影響によるガソリン価格上昇を背景にガソリン車の低迷が続いた。中東も、地政学的リスクや市場環境の悪化が重なり37.5%減と引き続き厳しい状況となっている。
国内販売は9.1%増と好調で、5カ月連続で前年を上回った。ハイブリッド車(HV)「RAV4」やEV「bZ4X」、スポーツ多目的車(SUV)「ランドクルーザーFJ」などの新型車が人気だった。
生産では、国内で令和8年熊本地震や台風13号による工場停止の影響が出た。海外も、稼働日が少ない国があったことなどから4カ月連続の前年割れとなる7.6%減だった。
ダイハツ工業を含むグループ全体の世界販売は同7.5%減の83万2618台、世界生産は同7.4%減の77万6393台で、ともに2カ月連続で前年を下回った。
分類 8月販売 8月生産
トヨタ(含 レクサス)
グローバル 790,743(-6.4%) 700,860(-5.9%)
国内 105,067(+9.1%) 204,487(-1.7%)
海外 685,676(-8.4%) 496,373(-7.6%)
北米 251,649(-3.1%) 186,023(-6.0%)
欧州 78,527(+2.6%) 24,269(-24.0%)
アジア 230,872(-14.3%) 241,860(-6.6%)
中国 118,449(-22.8%) 111,154(-11.3%)
中東 32,600(-37.5%) ―
ダイハツ工業を含む合計
グローバル 832,618(-7.5%) 776,393(-7.4%)
国内 134,748(+0.2%) 248,065(-7.8%)
海外 697,870(-8.9%) 528,328(-7.3%)