[北京 28日 ロイター] - 中国の広州汽車集団は28日、トヨタ自動車と中国第一汽車集団が手がける合弁会社、一汽トヨタの株式50%を第一汽車の傘下企業から取得する計画を明らかにした。広州汽車は株式を発行する。上海証券取引所への提出文書で開示した。
• 広州汽車によると、A株の発行価格は1株当たり5.75元(0.8569ドル)に設定された。併せて資金調達も行う計画だ。
• 取引額は監査と資産評価が完了していないため未定としている。
• 世界最大の自動車市場である中国では深刻な生産能力過剰が生じており、100を超える自動車ブランドが競合している。
• トヨタが中国で第一汽車と広州汽車それぞれと提携する戦略は、市場の成長鈍化や競争激化、電気自動車(EV)への移行に伴う利益圧迫により、利点が薄れつつある。
• 提出文書によると、今回の取引は第一汽車と広州汽車の戦略的協力を深化させる重要プロジェクトの一つ。
• 広州汽車は、第一汽車の傘下企業が同社の第2位株主となり、戦略面で重要な役割を果たすとしている。