Andrew Goudsward
[ワシントン 28日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)のベイリー共同副長官は28日、辞任すると表明した。家族の元に戻るためとしている。ベイリー氏はトランプ大統領に近い共和党員で、ミズーリ州司法長官を辞してFBI入りしたが、1年余りで去ることになる。
同氏はパテルFBI長官の下で、トランプ政権による選挙関連の捜査の指揮に携わった。FBIは複数の州の選挙記録を精査したが、2020年の大統領選で敗れたのは大規模な不正投票が原因だとするトランプ氏の虚偽の主張を裏付ける証拠は示していない。
ベイリー氏は交流サイト(SNS)に「パテル氏が今後もFBIの改革を進め、凶悪犯罪と闘い、国土を守り、組織としての説明責任を徹底し、この優れた機関に対する国民の信頼を回復すると確信している」と投稿した。
FBI副長官は日々の法執行業務を統括する役職で、従来は政治と距離を置き、生え抜きの幹部が務めてきた。トランプ氏は自身の政策方針に沿うようFBIの改革を進める中で、政治的に近い人物を起用している。