Darya Korsunskaya

[モスクワ 28日 ロイター] - ロシアは2027年の国防費を、22年のウクライナ侵攻後としては最高額となる17兆1000億ルーブル(約2025億8000万ドル)に増やすことを計画している。ロイターが28日確認した文書で分かった。当初予算の13兆5000億ルーブルより約27%の上積みとなる。

この文書によると、今後3年間の国防費総額は50兆ルーブルに達するとされる。26年の国防費は12兆1000億ルーブルの計画だったが、実際の金額は機密扱いとなっており公表されない。また軍事関連の一部は予算の他の項目に計上される場合もある。

26年の財政赤字の国内総生産(GDP)比は3.2%で、従来の1.6%から修正。26年の支出は13.2%増の48兆6000億ルーブルとなり、これはGDP比で20.9%となる見込みだ。

政府は10月1日までに予算案を議会に提出する。文書によると、拡大する赤字を穴埋めするため27年に新たな増税を計画し、金属・鉱業企業に対する超過利得税で年間約2000億ルーブルの税収が見込まれている。

政府は26年の純借入計画を26%増の5兆ルーブルに引き上げ、赤字削減のために政府系ファンド「ナショナル・ウェルス・ファンド(NWF)」の流動資産の約11%に相当する4590億ルーブルを支出する予定。26年の石油・ガス収入見通しは7兆6000億ルーブルとなり、従来の8兆9000億ルーブルから下方修正した。

27年の債務残高は43%増の7兆7000億ルーブルとなり、GDP比で21.7%と当局が安全とみなす20%を超える見通し。26年は19.9%だった。

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