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[キーウ/モスクワ 28日 ロイター] - ロシアがウクライナの首都キーウに対する攻撃を強める中、28日は中心部にある国立科学アカデミーに無人機(ドローン)が突っ込み、クリチコ市長によると少なくとも1人が死亡し、19人が負傷した。

攻撃を受けた国立科学アカデミーの建物は歴史的建造物。火災が発生し、消防隊員による消火活動が続けられる中、倒壊した建物の中で行方不明者の捜索が行われている。

ウクライナのゼレンスキー大統領によると、首都キーウでは医療施設や製薬会社の建物のほか、ガソリンスタンドなども攻撃を受けた。ウクライナの他の都市や地域でも民間施設や企業、通信インフラが標的になったとしており、「ウクライナの全てのパートナー国に、ウクライナを支援することが人々の命を守ることにほかならないと理解してもらいたい」と通信アプリ「テレグラム」に投稿した。

ウクライナのシビハ外相は、ロシアが平日の日中に科学研究機関を攻撃したことを非難。「ロシアは国際社会が容認すると考える行動の限界を意図的に広げている。こうした攻撃に強く対応しなければ、次の攻撃が助長される」と述べた。

この日はウクライナの他の都市も攻撃を受け、東部ドニプロペトロウスク州のドニプロではビジネスセンターへのドローン攻撃で少なくとも3人が死亡した。

ロシアはここ数週間、キーウを含むウクライナ各地の都市に対し、高い高度を高速で飛行するジェット推進型ドローンによる攻撃を実施。ゼレンスキー大統領は26日、ウクライナ軍が迎撃できているのは発射されたドローンの半数強にとどまると述べ、従来のプロペラ式ドローンと比べて迎撃率が大幅に低下しているとの認識を示している。

ロシア国防省は28日、夜間から日中にかけてキーウにある複数のデータセンターを攻撃したと表明。このほか、ウクライナ軍への補給に関与していたとロシアが主張する複数の貨物船を攻撃したとし、南部オデーサに向かっていた貨物船3隻のほか、チョルノモルスク港に停泊していた貨物船1隻などを標的にしたと明らかにした。

ロイターはロシア国防省の発表内容を独自に確認できていない。

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