[フェアフォード(イングランド) 28日 ロイター] - 英国南部フェアフォード空軍基地周辺で南部フェアフォード空軍基地周辺でテロを準備した疑いで男5人が27日に逮捕された事件で、英警察は28日、爆発物関連の犯罪とテロ犯罪の疑いで5人の取り調べを行っている。
フェアフォード空軍基地は、対イラン攻撃の拠点として米軍が使用している。イランのイスラム革命防衛隊は7月、英国に対し、米軍爆撃機のフェアフォード基地からの出撃を認めないよう警告。攻撃の出撃拠点として使われる基地は正当な標的になるとしていた。
英国の対テロ捜査官は容疑者の身元を明らかにしていない。警察が公表した情報も少ない。
捜査に詳しい関係筋によると、イランに関連する動機の可能性が最も高いと見られている。またロシアによる破壊工作やイスラム過激派による計画の可能性も調べている。
ストリーティング英国防相はBBCに対し、「イランとその代理勢力がわれわれに危害を加えようとしていることは分かっている。彼らがわれわれの民主主義を憎んでいることも、われわれの利益や同盟国を脅かそうとするイランの試みを日常的に阻止しなければならないことも分かっている」と述べた。
在英米大使館は、「米国に関係する施設や集会、組織は危険性が高まっている可能性がある」とし、英在留米国民に対し「注意を払う」とともに「身の安全を意識する」よう呼びかけた。
英国は4月、ロンドン北部で反ユダヤ主義的な事件が相次いだことを受け、国内のテロ警戒水準を「相当」から「深刻」に引き上げた。5月には、イランに関係する12の個人・団体に制裁を科した。