Tim Hepher Giulia Segreti
[パリ 28日 ロイター] - 欧州航空機大手エアバスとイタリアのレオナルドは、非上場の塗装会社で発生した不具合について調査を進めている。エアバスのベストセラー機「A321neo」500機に影響を与える品質アラートが発出された。複数の関係筋が明らかにした。
この不具合はエアバスの技術者が胴体部品の塗装を削り取ったところ、その下の保護用プライマーに隙間が見つかったことで発覚したという。
関係筋によると、エアバスとレオナルドのエンジニアチームは現在、レオナルドの下請け業者である塗装サプライヤーのTESIで、復旧作業を支援するとともに、まだ特定されていない問題の原因を究明するために活動している。
TESIはコメント要請に応じなかった。エアバスはサプライヤーの名称を明らかにしなかった。レオナルドはTESIがサプライヤーであることを認めたが、同社がエアバス向けの業務に関与しているかどうかについては言及しなかった。
アナリストによると、この問題はA321neoの前部胴体の一部で「ストリンガー」と呼ばれる補強棒に関連している。
エアバスは、生産のさまざまな段階にある250機を含め、約500機が影響を受けているとしつつ、安全性には影響がないとしている。納入目標についても変更していない。