Hiroko Hamada
[東京 28日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は6営業日ぶりに反落し、前営業日比0.73%(486円58銭)安の6万5877円62銭で取引を終えた。前週末の米市場でAI(人工知能)関連株が上昇したことが支えとなり、日経平均は朝方しっかりと推移。一時、節目の6万7000円を回復した。ただ、急ピッチで上昇したことや連騰の反動で次第に売りが優勢となり、安値引けとなった。
日経平均は前営業日比0.21%高でスタートした後、上げ幅を拡大し、一時1.01%(670円)高の6万7034円74銭まで上昇。約1カ月半ぶりに節目の6万7000円を回復した。中間配当取りの動きも相場を支えた。ただ、達成感も生じ日経平均は次第にマイナスに転じた。後場は方向感の乏しい展開が続いたが、大引けにかけてはやや下げ幅を広げた。物色面では、国内金利の先高観を背景に地銀株が堅調だった。
今週は米半導体大手マイクロン・テクノロジーの決算に注目が集まる。市場では「マイクロンの決算が良好で半導体株が買われれば、相場の流れが変わる可能性もあるが、それまでは積極的に動きづらい」(岡三証券のシニアストラテジスト・大下莉奈氏)との声が聞かれた。
また、国内金利が上昇する中でも相場が崩れる展開にはなっておらず、「地合いが悪いわけではなさそうだ」(大下氏)との指摘もあった。
TOPIXは0.4%安の4112.00ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.44%安の2120.60ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆2028億5000万円だった。東証33業種では、保険、銀行、電気・ガスなど4業種が値上がり。医薬品、パルプ・紙、鉱業など29業種は値下がりした。
新興株式市場は、東証グロース市場250指数が3日続落し、1.13%安の791.47ポイントだった。
個別では、ニデックがストップ安。ダイヤモンドオンラインが28日付で、ニデックが25日に開いた臨時取締役会で、岸田光哉社長の解任を決議していたことがわかったと報じ、嫌気された。
前週買われていたイビデンは4%超安。キオクシアホールディングスも軟調だった。一方、寄与度の大きいソフトバンクグループはしっかり。リクルートホールディングスも買われた。
プライム市場の騰落数は、値上がり468銘柄(30%)に対し、値下がりが1039銘柄(66%)、変わらずが46銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 65877.62 -486.58 66505.94 65,877.62
─67,034.74
TOPIX 4112.00 -16.59 4130.83 4,112.00─
4,153.28
プライム市場指数 2120.60 -9.33 2131.45 2,120.60─
2,141.75
スタンダード市場指数 1733.18 -9.26 1746.70 1,733.18─
1,746.92
グロース市場指数 1011.59 -11.00 1020.33 1,010.60─
1,026.22
グロース250指数 791.47 -9.08 798.29 790.53─80
3.63
東証出来高(万株) 241504 東証売買代金(億 82028.50
円)