変化する関心事
カタルーニャ同盟への支持拡大は、有権者の優先課題の変化と軌を一にしている。
7月の調査では、手ごろな住宅の確保、移民、犯罪が関心事の上位を占めた。2年前には、政治への不満やスペインの他地域との関係が最上位だった。
歴史家のホアン・エスクリエス氏は「(17年の)独立運動は経済的な不安が動機だったが、カタルーニャ同盟が応えているのは人口構成の変化に関する不安だ」と分析する。
同氏によると、カタルーニャ同盟の台頭は「独立に向けた現実的な道筋が見えないことへの不満の表れであり、新たな移民の波が(カタルーニャの)言語に一層大きな脅威をもたらすとの恐れから生じた叫びだ」という。
独立派は内部分裂を抱え、10年にわたる政権運営の末に24年に州知事の座を失ったが、独立に対する支持は根強い。 7月の調査では、独立を支持する割合は45%と、17年のピーク時の49%に比べて小幅な減少にとどまった。
ただ、カタルーニャ同盟は解決策を示すのではなく、有権者の不満につけ込んでいるだけだとの批判もある。左派の独立派ハグ・ルチェッティさん(45)は今月の抗議集会で、カタルーニャ同盟以外の独立派は「排他的で人種差別的な言説」と闘わなければならないと訴えた。
「独立運動は健在だ」とルチェッティさんは語った。「新たな活動家が次々と立ち上がっている」
[ロイター]
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