[ブリュッセル 25日 ロイター] - 欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相)は25日、ウクライナへの軍事支援に絡み、66億ユーロ(約75億ドル)を支出することでEU加盟国が合意したと明らかにした。親ロ派のオルバン前首相が率いるハンガリーが抵抗し、遅れていた。
加盟国がEU域外への軍事支援で利用する基金「欧州平和ファシリティー(EPF)」から拠出する。カラス氏はXへの投稿で、内訳についてEUのウクライナ向け軍事支援向けとして9億ユーロ、装備の共同調達として10億ユーロが充てられるとした。加盟国への償還に47億ユーロを充てる。一部をウクライナに回すと表明している国もあるものの、このうちウクライナの軍事支援に渡る資金額は明らかになっていない。
カラス氏はウクライナにとって朗報で、侵攻を続けるロシアには悪いニュースだとした上で「ロシアはハイブリッド攻撃で欧州を威嚇し、ウクライナ支援を減らそうとしているが、欧州はその逆の行動を取る」と述べた。