[国連 25日 ロイター] - イラン政府高官は25日、米国がホルムズ海峡の再開に向けたイランの提案を受け入れたとしても、核開発計画を巡っては一切の柔軟な姿勢を示さないとの考えを明らかにした。同提案には、イランの港湾に対する米海軍による封鎖の解除などが含まれている。
匿名を条件にロイターのインタビューに応じた同高官は、米国が「イランの条件を全て満たす」まで、同海峡は封鎖されたままであると述べた。
イランのアラグチ外相は24日、イランは米国にレバノンを含む全ての戦線で敵対行為の停止や、イラン港湾の封鎖解除、イラン凍結資産の解除を求めており、7日間でこれらの条件が満たされればホルムズ海峡を開放すると表明した。
イラン側は核開発計画を巡り、米国が条件を満たした後にのみ詳細な交渉に応じる用意があるとしている。しかし、同高官によると、イランはウランの濃縮や高濃縮ウラン(HEU)の国外搬出などを含め、自国の権利については一切の譲歩を行わない。米国は、HEUの国外搬出を主要な要求の一つとしている。
イランのペゼシュキアン大統領は24日、国連総会に合わせて開かれた記者団との会合で、11月3日の米中間選挙前に敵対行為の終結に向けた米政府との合意に達することに期待を示した。