Kentaro Sugiyama
[東京 25日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 158.24/158.28 1.1374/1.1376 180.02/180.03
午前9時現在 158.82/158.86 1.1371/1.1377 180.65/180.67
NY午後5時 158.83/158.88 1.1379/1.1382 180.74/180.84
午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル安/円高の158円前半で推移している。片山さつき財務相が午前の閣議後会見で、トランプ米大統領が先日の日米首脳会談で円安に懸念を示していたと明らかにし、午後にかけて上値が重くなった。
ドル/円は朝方にきょうの高値158.89円をつけた後、弱含みの展開となった。米国の金利上昇が経済にどのような影響を与えるか予想しにくい中、為替市場でもいったんポジションを手仕舞う動きが出やすい状況となっている。午後3時すぎには一時157円台へ下落した。
片山氏の発言が円安けん制と受け止められたことに加え、城内実・経済財政相がほぼ同時刻に行われた会見で、金融緩和をしながら財政政策を進める「アベノミクス的な意味でのリフレ政策は終わっている」と認識を示したことも「円安からの転換を意識させている」(三井住友銀行の鈴木浩史チーフ為替ストラテジスト)という。
日銀が午後発表した8月の消費者物価のコア指標は、生鮮食品と「特殊要因」を除いた消費者物価指数(特殊要因を除くコアCPI)が前年比2.6%上昇。7月の2.3%から伸びが加速した。
日銀は基調的な物価上昇率の上振れリスクを警戒しており、今後、追加利上げを巡る議論の支援材料となる可能性がある。