Kentaro Sugiyama

[東京 24日 ロイター] - S&Pグローバルが24日に発表した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は54.1と、前月の54.9から小幅に低下した。内需の低迷が影響し、生産高と新規受注の伸びが鈍化した。

指数を構成する主要項目では、生産高指数が54.9(前月は56.1)、新規受注指数が53.6(同55.7)、雇用指数が53.5(同53.9)、サプライヤー納期指数が43.1(同44.5)にそれぞれ低下。購買品在庫指数は50.6(同50.4)だった。

サービス業PMIは51.6と、前月の52.5から低下した。新規事業の伸びが鈍化した。

製造業、サービス業ともに指数は事業活動の鈍化を示したが、S&Pグローバルの担当者によると、企業の景況感や雇用面には明るい兆しが見られたという。売上高の持続的な増加を背景に企業が稼働能力の増強を図ったという。

調査対象企業は、半導体など人工知能(AI)関連需要の活況が続いていると指摘。防衛や自動車などの分野でも売り上げ増が見込まれているという。一方、物価高や比較的に低調な内需が売上高や業績を押し下げる可能性があるとの懸念も示された。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。