[モスクワ 22日 ロイター] - ロシアは22日、国連安全保障理事会の常任理事国を現在の5カ国から拡大する一方、既存の拒否権制度は維持すべきとの見解を明らかにした。
ロシア大統領府(クレムリン)のペスコフ報道官は、常任理事国制度と拒否権の廃止をトルコのエルドアン大統領が呼びかけたことについて、記者団の質問に答えた。
エルドアン氏は以前から安保理を批判しており、拒否権を持つ常任理事国の英国、中国、フランス、ロシア、米国は国際社会を反映しておらず、迅速な決定ができないと訴えている。
ペスコフ氏は、ロシアが安保理改革と常任理事国の拡大を望んでいると説明。「同時に、安保理の常任理事国制度と拒否権については、国連という全体構造において極めて重要な要素と考えている」と述べた。