Akash Sriram
[23日 ロイター] - 英投資会社セラフィムと保険会社レルム・インシュアランスが23日公表した報告書によると、宇宙関連企業への民間投資が今年6月までの1年間で230億ドルと2倍超に急増した。
米スペースXの6月の新規株式公開(IPO)が宇宙分野の資金調達の様相を一変させ、新たな投資家を呼び込んだ。ベンチャーキャピタルは、同様の高収益をもたらす可能性のある次の関連企業を探している。
投資家は初期段階の将来性ではなく、事業上の実績を示せる企業に資金を振り向けている。レルムによると、宇宙経済は「誇大宣伝から商業的現実」へと移行しつつあるという。
資金を集めている企業には、地球観測(EO)、軌道上製造、衛星サプライチェーン関連が含まれるという。
レルムのアンドリュー・ボンウィック製品開発担当バイスプレジデントは「地球観測はすでに確立された分野だ。技術は改善の余地はあるものの、確立されている」と指摘。「本当の価値は分析にある」とし、顧客はこうしたサービスを宇宙サービスとしてではなく、自社船舶の位置確認、作物を植えるべき時期、製油所の稼働状況、山火事の危険性など、実際に知りたい情報を得るために対価を支払っていると語った。