Anuja Bharat Mistry Waylon Cunningham

[23日 ロイター] - 米ファストフードチェーン大手マクドナルドは23日、インフレが高止まりする限り、主要市場における業界全体の客足は横ばいで推移する可能性が高いと警告した。同社はフランチャイズ加盟店向けの85億ドルの支援策と一連の長期成長戦略を発表したものの、株価は一時6.5%下落した。

同社が先月発表した第2・四半期決算は、米既存店売上高の伸びが市場予想を下回った。外食を控えていた低所得層の消費者を呼び戻す取り組みを妨げた実行上のミスを理由に挙げた。

新たに米国事業責任者に就任したスカイ・アンダーソン氏は23日、これらの課題を認め、「一貫した実行」ができておらず、店舗運営の改善が必要だと述べた。

同社はこの日、成長戦略「NEXT」の下で多額のコストを負担するフランチャイズ加盟店向けに、10年間で85億ドルの支援策を打ち出した。また、店舗の生産性に関する新たな目標や、2030年までに営業利益率を50%台前半─半ばに引き上げる目標も設定した。

6月に発表されたNEXT戦略は、食品の品質、接客、価値、革新の向上に重点を置いている。経営陣は23日、初めて詳細なロードマップを示した。

調査会社イーマーケターのアナリスト、スージー・ダビドカニアン氏は「消費者は価格以外の要素も考慮して選択しており、マクドナルドは値引き以外にも来店する理由を提供する必要がある」と指摘した。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。